Columnコラム
2026年1月13日コラム
歯周病の症状セルフチェック|重度の歯周病治療に注目のブルーラジカル

歯周病は、日本人が歯を失う原因として多い病気ですが、「いつの間にか進行していた」という方も少なくありません。その理由は、歯周病は初期段階でほとんど自覚症状があらわれないことが多いからです。
この記事では、歯周病の進行別にあらわれる症状やセルフチェックリスト、重度歯周病治療で注目されているブルーラジカルについて解説します。
目次
■進行度別の歯周病の症状
歯周病は、歯と歯茎の隙間に溜まった歯垢(プラーク)に含まれる細菌が産生する毒素によって歯茎に炎症が起き、進行すると歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてしまう感染症です。
歯周病の進行過程で注意したいことは、自覚症状の強さと進行度が必ずしも一致しないということです。
見た目や自覚症状が軽くても進行していることもあります。そのため、ここで紹介する進行度別の症状はあくまでも目安としてご覧ください。
◎初期段階の歯周病であらわれやすい症状
初期の歯周病では、歯茎に炎症が起き赤く腫れたり、歯磨きの際に少量の出血がみられたりすることがあります。ただし、強い痛みを伴うことはほとんどないため、「たまたま血が出ただけ」「強く磨きすぎたかな」と考えてしまう方も少なくありません。
この段階では、歯茎に軽い炎症が起きている状態なので、適切なケアを行えば改善が期待できます。
◎中等度に進行した歯周病であらわれやすい症状
歯周病が中等度まで進行すると、歯茎の腫れが目立つようになり、歯磨きをすると頻繁に出血がみられるようになります。また、歯と歯の間に食べ物が詰まりやすくなったり、口臭が強くなったりするのもこの段階です。
歯と歯茎の間に歯周ポケットと呼ばれる隙間ができて歯茎が下がり、歯が長く見えることもあります。
また、歯を支えている骨の破壊が始まっているケースも少なくありません。日常生活の中で違和感を覚え始めるケースが多く、歯周病を疑って受診する方が増えるのもこの段階の特徴です。
◎重度歯周病であらわれやすい症状
重度歯周病になると、歯を支えている骨の破壊が進み、歯がぐらつくようになります。歯肉は大きく下がり、歯と歯の間の隙間が目立つようになるのもこの時期です。
また、噛むと痛みを感じたり、硬いものが噛みにくくなったりするほか、歯茎から膿が出ることもあります。
この段階では、治療の選択肢が限られてくることもあり、歯を残せるかどうかの判断が必要になるケースも出てきます。
■歯周病の症状セルフチェック
紹介するセルフチェックは、あくまでも歯科医院を受診するきっかけをつくるための目安です。
歯周病は、自覚症状がはっきりでないまま進行することが多いため、日頃から口の中の変化に注意することが早期発見のカギとなります。
以下の症状の中から思い当たるものをチェックしてください。
- 口臭を指摘された・自分で気になる
- 朝起きたら口の中がネバネバする
- 歯磨き後に、毛先に血がついたり、すすいだ水に血が混じったりすることがある
- 歯茎が赤く腫れてきた
- 歯茎が下がり、歯が長くなった気がする
- 歯茎を押すと血や膿が出る
- 歯と歯の間に物が詰まりやすい
- 歯が浮いたような気がする
- 歯並びが変わった気がする
- 歯が揺れている気がする
チェックが1~3個の場合:
歯周病の可能性があるため、軽度のうちに治療を受けることをおすすめします。
チェックが4~5個の場合:
中等度以上に歯周病が進行している可能性があります。できるだけ早く歯科医師の診察を受け、適切な治療を始めましょう。
チェックがない場合:
チェックした症状がない場合でも、自覚症状がないまま歯周病が進行している可能性もあるため、1年に1回は歯科検診を受けることをおすすめします。
※参照元:日本臨床歯周病学会「歯周病とは?」
■重度歯周病治療で注目されているブルーラジカル
歯周病が重度まで進行すると、「抜歯しなければならないのでは」と不安に感じる方も多いでしょう。確かに状態によっては歯を残すことは難しいかもしれませんが、近年ではブルーラジカルという重度歯周病に対し、歯を残せる可能性を高められる治療法が注目されています。
重度歯周病に対するこれまでの治療法は、機械的に歯周ポケット内の歯石を除去したり、炎症部分を外科的に取り除いたりする処置が中心でした。
ブルーラジカルは青色レーザーと過酸化水素を利用して、歯周ポケット内の細菌を殺菌するアプローチが取られている治療法です。
従来の治療法に比べて歯周ポケット内の殺菌を効率的に殺菌でき、再発率も低いという特徴があります。さらに歯や歯茎にダメージを与えることも少ないため、治療後の回復が早いという点も大きなメリットです。
【歯を守るために全力でサポートしています】
歯周病は、気づかないうちに進行し重症化していることも珍しくない感染症です。日常の中でセルフチェックを行い、早い段階で異変に気づくことが、ご自身の歯を守ることにつながります。
都歯デンタルクリニックでは、ブルーラジカルを導入し、重度歯周病の患者様の歯をできるだけ守るために全力でサポートしています。歯茎や歯の状態に不安を感じている方は、当院までお気軽にご相談ください。
