COLUMNコラム

2026年10月31日コラム

ブルーラジカルの費用はいくら?1歯・4歯の料金と検査費、保険適用を解説

BLUE RADICAL · PRICE GUIDE

執筆・監修:櫻井 敦中(都歯デンタルクリニック 院長/歯学博士)

「ブルーラジカルは1本いくら?」「4本治療したら6万円以上かかる?」「検査費も含めた総額が知りたい」。当院でも、治療を検討する患者さんから費用についてご相談をいただきます。

私がお伝えしたいのは、ブルーラジカルの『1歯の料金』と、『その方が実際に支払う総額』は同じとは限らないということです。対象の歯数や歯周検査の扱い、治療後の継続管理によって、確認すべき項目が変わります。

この記事では、都歯デンタルクリニック北千住の公式掲載料金をもとに、1歯・4歯の治療費、検査費を含めた計算例、保険適用の考え方、治療前に確認したいポイントを整理します。医学的な適応や効果の詳細は既存の診療ページ・コラムに譲り、費用の見通しに絞って解説します。

この記事のポイント
  • 01ブルーラジカル治療料は1歯15,400円(税込)。4歯の場合、治療料の合計は61,600円(税込)です。
  • 02歯周検査診断料22,000円(税込)の掲載があり、検査の保険適用・実際の請求条件は受診内容によって確認が必要です。
  • 03ブルーラジカルの処置は自由診療(保険適用外)。希望者向けのペリミル(3か月管理料22,000円)は別途の任意サービスです。

ブルーラジカルは1歯いくら?当院の料金表

都歯デンタルクリニックのブルーラジカル診療ページでは、治療料を1歯15,400円(税込)と掲載しています。歯1本あたりの処置料金なので、治療する歯の本数が変われば合計額も変わります。

15,400円(税込)/1歯
当院公式掲載のブルーラジカル治療料

検査・継続管理などを含む総額は受診内容によって異なります。

費用項目 当院の公式掲載額(税込) 確認ポイント
カウンセリング 無料 事前相談の費用
歯周検査診断料 22,000円 保険適用の記載あり。受診状況・請求条件を要確認
ブルーラジカル治療料 15,400円/1歯 処置した歯数に応じて変動
4歯のブルーラジカル治療料 61,600円 治療料のみの例。検査費込みと断定しない
歯周病サポートアプリ「ペリミル」 22,000円/3か月 希望者のみ・別途

※2026年10月28日に当院のブルーラジカル診療ページで確認した掲載額です。治療方針・料金・各費用の組み合わせは診察時にお確かめください。

ブルーラジカルの1歯15,400円・4歯61,600円の治療料と、歯周検査診断料22,000円を区別した料金図解

4歯61,600円は「治療全体の総額」とは限りません

医院ホームページでは「1ブロック(4歯)」の例として、15,400円×4歯=61,600円(税込)を掲載しています。これは4歯分のブルーラジカル処置料の計算であり、すべての方に必要な検査・前処置・管理まで含んだ総額と断定するものではありません。

初診時に『何歯を治療するか』『検査費をどう扱うか』『管理費は別か』を確認すると、最終的な支払いイメージがつかみやすくなります。

1歯・2歯・4歯の費用をシミュレーション

処置料15,400円/歯を単純に掛け算した例です。何本も処置すれば必ず良い結果になるという意味ではありません。治療対象は診査・診断後に決めます。

治療対象の歯数 ブルーラジカル処置料(税込) 検査料22,000円が別途必要な場合の仮合計(税込)
1歯 15,400円 37,400円
2歯 30,800円 52,800円
4歯 61,600円 83,600円

※右列は自費の歯周検査診断料22,000円が別途発生すると仮定した計算例です。実際の請求総額を確約するものではありません。検査の保険適用条件、必要な前処置、再診・管理内容などで変わります。

「1歯だけ試したい」と考えるときの注意点

歯周病は、ある1本だけでなく、お口全体のプラークコントロールや噛み合わせなどが関わる病気です。治療する歯を費用だけで選んでしまうと、必要な歯周治療を見落とす可能性があります。

私はまず検査で状態を整理し、ブルーラジカルの適応があるか・どの歯を対象にするかを説明したうえで、費用を一緒に確認したいと考えています。

歯周検査診断料22,000円は何の費用?

公式サイトの「歯周検査診断料」には、歯周ポケット検査、レントゲン撮影、口腔内写真、必要に応じたCT撮影が含まれると案内されています。

歯周ポケットの深さだけでなく、歯を支える骨の状態や歯ぐきの炎症などを調べ、治療方針や対象歯を決めるための検査です。当院では、かかりつけの歯科医院がある方も、ブルーラジカル治療を受ける前に当院での精密検査が必要であると案内しています。

「通院可能な方は保険適用」の記載をどう理解する?

医院公式ページには検査料22,000円の欄に「通院可能な方は保険適用になります」との注記がある一方で、ブルーラジカル自体は「すべて自費診療」「保険診療との併用はできません」と明記されています。

このため、「ブルーラジカルも保険になる」「どなたでも検査は必ず保険になる」とは解釈しないでください。通常の歯周病診療と、自由診療のブルーラジカルは区別して説明する必要があります。

ご自身の検査費がいくらになるか、保険診療として扱える条件・日程や診療内容はどうなるかは、受診前のカウンセリングで個別に確認してください。

ブルーラジカル治療前に確認したい検査費の扱い、保険診療との関係、治療後の管理の3項目を示すチェックリスト

初回相談から治療後まで、ほかに費用がかかる?

追加費用の有無を確認したいのは、主に「治療前の歯周管理」「治療後の継続管理」「希望者向けサービス」です。

事前のクリーニングや歯周治療

歯石やプラークの除去、歯ブラシの使い方の確認、噛み合わせの評価などを先に行う場合があります。これらは、お口の状態や受診方法によって必要性・費用の扱いが変わります。

ブルーラジカル治療料の表示だけで、前処置がすべて含まれると考えないことが大切です。

希望者向け「ペリミル」3か月管理料

当院では、歯周病治療をサポートするアプリ「ペリミル」を案内しています。公式ページでの掲載料金は希望者のみ・3か月管理料22,000円(税込)です。

これは全員に必ず必要な料金ではありません。アプリの利用内容やご自身に必要な継続管理は、説明を受けて判断してください。

遠方からの受診と、かかりつけ医院がある場合

公式ページでは、かかりつけ歯科医院で継続的に管理を受けている方・遠方での通院が難しい方に、検査を含めた短期受診の案内があります。一方、当院で継続して歯周病治療を行う方には、別の通院計画を案内しています。

いずれも検査や治療後の管理を省いてよいという意味ではありません。受診回数だけでなく、交通費や治療後の管理先も含めて検討してください。

ブルーラジカルは保険適用?医療機器の承認と保険は別です

ブルーラジカルP-01は医療機器として承認されていますが、医療機器が承認されていることと、健康保険で治療できることは別の話です。当院で行うブルーラジカル治療は自由診療です。

PMDAの承認品目情報では、ブルーラジカルP-01の使用目的は、歯周炎ステージIII・IVの患者さんにおける、歯石などの沈着物の除去と歯周ポケット底部の殺菌とされています。歯周ポケットが深いからといって、自動的に全員が対象となるわけではありません。

出典:PMDA「令和5年度承認品目一覧(ブルーラジカルP-01)」

保険診療で行う一般的な歯周病治療との関係

一般的な歯周病治療では、歯周検査、歯石除去、歯根面の清掃などを、お口の状態と保険診療の条件に応じて進めます。ブルーラジカルは、その代わりに誰でも必ず受ける治療ではありません。

費用の大小だけでどちらが適しているかは決められません。まず歯周病の進行度と従来の治療経過を確認し、必要性と選択肢を説明してもらうことが重要です。

診療案内|一般的な歯周病治療都歯デンタルクリニックの歯周病治療歯周検査や歯石除去など、基本的な歯周治療の考え方を確認できます。

費用に納得して治療を選ぶためのチェックポイント

私がおすすめしたいのは、費用を「安い・高い」で判断するのではなく、その金額で何を行い、治療後にどう管理するのかを確認することです。

公式ページで確認できる料金

  • カウンセリング:無料
  • ブルーラジカル:1歯15,400円
  • 4歯の処置料:61,600円
  • 自費検査料の掲載額:22,000円

料金表は判断の出発点になります。

診査・相談で決まること

  • 対象となる歯数と範囲
  • 検査の請求方法・保険の条件
  • 事前処置や継続管理の必要性
  • 希望制サービスの利用有無

最終的な見積もりは個別に確認します。

  • 何歯を治療対象とする予定か
  • 受診前に歯周検査が必要か、検査費はどの扱いか
  • 歯石除去などの前処置が追加で必要か
  • 治療後の再評価・メンテナンスをどこで受けるか
  • ペリミルなど希望制サービスを利用するか

ブルーラジカルを受けても、すべての歯周病が完治したり、抜歯と診断された歯を必ず残せたりするわけではありません。治療後に痛み・腫れ・知覚過敏などが生じる可能性もあるため、効果の限界やリスクの説明も受けてください。

詳しい治療の流れや注意点は、既存の記事にまとめています。本記事は価格・費用の確認に特化しているため、治療法の原理やメリット・デメリットを繰り返すことは避けています。

関連記事|治療の流れと注意点歯周病治療に注目の「ブルーラジカル」治療の流れと知っておきたい注意点治療の準備・当日の進み方・メンテナンスなど、費用以外の情報を詳しく解説しています。

ブルーラジカルの費用に関するよくある質問
Q. ブルーラジカル1歯15,400円だけで治療できますか?

A. 15,400円は当院が掲載する1歯あたりのブルーラジカル処置料です。診査に伴う費用や、前処置・継続管理が必要な場合もあるため、受診内容に応じた総額をご確認ください。

Q. 4歯61,600円は検査費込みですか?

A. 4歯の処置料の合計例です。検査料22,000円が別途必要なら、単純計算では83,600円になりますが、実際の検査費の扱いは条件によって異なります。

Q. ブルーラジカルを受けるとき、健康保険は使えますか?

A. 当院のブルーラジカル処置は自由診療です。検査の保険適用については医院公式ページに条件付きの案内があるため、診察内容・受診方法を含めて個別にご確認ください。

Q. ほかの歯科医院で検査済みなら、検査費を省けますか?

A. 当院では、他院で歯周病治療を受けている方についても当院での精密検査が必要と案内しています。検査結果の持参はご相談いただけますが、省略や費用の扱いは自己判断しないようにしてください。

Q. 治療する本数は自分で選べますか?

A. 希望を伺いながら、歯周ポケットの状態、歯の動揺、歯を支える骨、ほかの治療との関係などを診査して決めます。1歯だけでよいか、複数歯を対象にするかは診断後にご相談ください。

Q. ペリミルの22,000円は必ず必要ですか?

A. いいえ。公式ページでは希望者のみとされています。ただし、アプリ利用の有無にかかわらず、歯周病の継続管理やセルフケアは大切です。

Q. ブルーラジカルを1回受ければ歯周病は治りますか?

A. 1回の処置だけですべて治癒すると約束できる治療ではありません。歯周病の重症度や日常の清掃状態によって経過が異なるため、必要な再評価と管理を続けましょう。

まとめ|『1歯15,400円』と『治療総額』を分けて確認しましょう

都歯デンタルクリニックのブルーラジカル治療は、1歯15,400円、4歯の処置料61,600円(税込)と掲載されています。また、歯周検査診断料22,000円や、希望者向けのペリミル管理料22,000円など、別に確認しておきたい項目があります。

治療費で迷ったときは、①治療対象の歯数、②検査費の扱い、③前処置と治療後の管理の3点を整理すると、納得して選択しやすくなります。

私は、まずご自身の歯周病の状態を確認し、必要な治療と費用をご理解いただいてから進めることが大切だと考えています。気になる点はカウンセリングでご相談ください。

北千住でブルーラジカル治療をご検討中の方へ

何歯が治療対象になるか、検査費の扱い、治療後の管理まで、診察時にわかりやすくご案内します。費用に不安がある方も、まずは無料カウンセリングでご相談ください。

都歯デンタルクリニック|WEB予約・お問い合わせ

※ブルーラジカルは自費診療です。治療適応や費用は個別に確認します。

執筆・監修医師プロフィール
都歯デンタルクリニック院長・歯学博士 櫻井敦中先生の写真と略歴、所属学会、資格を掲載した著者情報画像

櫻井 敦中(さくらい あつなか)|都歯デンタルクリニック 院長/歯学博士

略歴

  • 日本大学歯学部 卒業
  • 北海道大学大学院 歯学研究科 修了
  • 北海道大学にて臨床研修
  • 北海道内の一般歯科医院 勤務
  • 松島歯科医院 勤務
  • 高輪クリニック匠 副院長 勤務
  • 大宮アルティマ歯科 院長 勤務
  • 2024年12月 都歯デンタルクリニック 開院

所属学会

  • 日本歯科保存学会
  • 日本口腔インプラント学会

資格

  • 歯学博士
  • 日本歯科保存学会認定医

医師情報:都歯デンタルクリニック公式・院長紹介

都歯デンタルクリニック
歯科医師
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